オノマトペろう!

先日、ごっつん防止クッションを購入して、ふと、<ごっつん>って何なんだ?って思ってしまったんです。

 

ごっつん、て何?

もちろん、頭をぶつけること。ですよね。

 

でも、

「ごっつん気をつけてね」とか、

「ごっつんしないようにね」

って娘に話してたら、

 

なんだか<ごっつん>という言葉が不思議な響きに感じてきたんです。

そういうのってありませんか。

 

当たり前のいつも普通に使ってる言葉なんだけど、回数多く言っていると、

「あれ、なんか不思議」とか。 

そんなことってないですか?

 

オノマトペって

ごっつん、なんですが。

こういうのを<オノマトペ>っていうでしょう。

 

プンプン、怒った。とか。

ぶるぶる、震えた。とか。

 

オノマトペ

自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。音象徴語。擬音語・擬声語・擬態語など。

 

状態や動きなどを音で象徴した語、だっていうんですね。

 

ごっつんて、これ当たり前になってますけど、最初誰かが、ごっつん、ってのを作ったわけですよね、おそらく。

まあ、誰でもいいんですが。

 

頭を打つことを<ごっつん>と誰かが表現したわけです。

そして、ごっつんは見事に広まりましたね。

ガッツン、ではなかったわけですね。

 

<ごっちん>っていう人もいますでしょう。

 

でも、もうどっちでもいいんです。結果的に。

 

何を言いたいかって、オノマトペってうまいこと表現してるなあと思った。

 

それを、こんなにもたらたらと書いてしまってるのです。

ここまで読んで下さった方、本当に貴重なお時間をありがとうございました。 ペコリ。

 

オノマトペ数

でも、話はまだ続くんです。ペコリ。

 

気になってしまったのが、このオノマトペと呼ばれているものって、どのくらい数あるんだろうって。

カタカタとキーボード叩いて検索してみました。

 

日本語のオノマトペ一覧(暫定703件) [Japanese 703 onomatopoeia] – write.kogu

  

この方は、703件収集したという事です。へえ。

で、この方。

その記念すべき収集の1番目をご紹介いたしますと、

 

「あいーん 読みaīn」

 

だそうです。

収集されてますよ、志村けんさんの。

あれも、オノマトペになるんですかね。

 

「加トちゃんペ」と「オノマトペ」は、ほんの少し似てますよね。

 

ダッフンダ!

 

意識的にオノマトペ探し

そこで、日常生活の中で、オノマトペはどんなのが使われてるのか観察してみたところ、これ結構楽しいんです。わくわく。

 

あ、今この人、オノマトペった!とか。

商品名で、ザクザクとかふんわりとか、もっちりとか。

 

もっちりって、私の子供の頃はあまり使わなかった気がするんです。

あと最近耳にするのは、もふもふとか、ほっこり、とかですか。

私の幼少時代に流行ったのはモッコリでしたから。

 

で、こうしてみると、オノマトペって日常でもけっこう使われておりますが、効果効能ってあるのか気になったんです。

 

オノマトペの、効果効能

 せっせと調べていたら、興味深いものがありました。

 

chops.chips.jp

 

オノマトペ研究家さんがいらっしゃるんですね。

知りませんでした。

 

で、ざーっと読んでみますと、

オノマトペを生活の中に取り入れると、効果を発揮するものがある、との事なのです。

 

例えば、

「忘れ物予防は 「ピピピ」+○○」

 

ピコ太郎さんのPPAPもパピプペポが入っているので頭に残りやすいとの事。

「ピピピ」と発音して持ってくるものを覚えたら忘れ物が減ったという検証が行われていて効果抜群だったそうです。

 

他にも、あるようですよ。

ほんと興味深いですね、言葉の世界は。

 

ちなみにオノマトペ。

ドイツ語では<音の絵>と呼ばれているようです。

 

最後に、私の好きなオノマトペをひとつ紹介して筆をおこうと思います。

(筆持ってませんが)

 

それはこちらです。

 

「あるぱっかぱっかぱっか、ちょっとおかぴ」

 

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