「娘が夜中に起きた時に、手元や付近をちょこっとだけ明るくしたい」
と妻が言った。
ミルクをあげるにしても、おむつを交換するにしても、少し明るくしたいという。
夜中のミルク、おむつ交換時用のランプが欲しい
部屋の電気をつけると明るすぎて、娘が完全に起きてしまう。
じゃあどうしたいんだい、と聞くと、
「テーブルランプのような物がいいかな」と言う。
そこで、私は仕事帰りにアジアン雑貨屋によって買った。
「ただいま~」
「おかえり~」
「ランプ買ってきたよ」
「わぁ嬉しい、見せて」
「これだよ」
「わぁ、洒落てる♪」
となるであろうと思って、買ったのです。
だって、アジアン雑貨で洒落てないものは無いんだから。
アジアン雑貨のランプを買ってきた
で、実際、買って帰って妻に見せてみた。
「ちょっと大き目かな」と妻。
「アジアンチックじゃない?」と私。
「燃やされた木を集めたみたい」と妻。
シャレオツだと思って買ってきたアジアン雑貨ランプを、燃やされた木を集めた、と言われる気持ち。
この気持ちのやりばどうしたらいいんだろう。
<燃やされた木、と表現されたアジアン雑貨ランプ>
気をとりなおそう。
そう、実用性があればいいんだから。
実際使ってみたところ明るい!
で、実際使ってみた。
夜中、娘が起きた時にランプをつけてみた。
カチッと。
すると、これがかなり明るい!
「まぶしすぎ!!」と妻が半分キレていた。
「中とか、弱とか調光できるかも」と私。
「早く!!」
「…あ、無いわ」
どうにか使えるものにするための工夫
私はこれをどうにか使える物にしようと考えたのです。
かなり本気で考えました。
ランプつけると明るいんだから、光を遮ろう。ね。
そこで工夫をしてできたのがこちら。
娘の写真をプリントして、貼り合わせた。
ただ、光を弱くするだけじゃない。ランプをつけたときに娘の顔が見えたら超可愛いよね。
という、父親心から出来上がった一品です。
アジアン雑貨×父親心のコラボです。
で、さっそく夜に使ってみた。
スイッチをカチッといれる。
おお、光加減はまぁまぁ軽減されたんじゃない!
「これめちゃめちゃ怖いんだけど」と妻が連発していました。
私は、想像したものとかけ離れたものが出来上がってしまったことに呆然としていた。
「なんでこんなの作ったの」と妻。
娘の事が、娘の事が、好きだから。
■今回わかった事
1、アジアン雑貨は勝手に買わない
2、アジアン雑貨は見る人によっては<燃やされた木>に見える。
3、妻が欲しい物は、詳細や仕様を細かく聞くこと。