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パパは娘の笑顔の為にオイッ!オイッ!オイッ!

今日は休みだったので、ずっと娘と妻といた。

 

娘と過ごす中でわかったことがある。

それは、

18時〜19時台によく笑う、ということ。

この時間帯になにかツボにハマり声をあげてよく笑う。

 

前もこの時間帯に、

ノートパソコンをバッグからとり出そうとして

バッグのファスナーをあけたら、

それがツボにハマって笑いまくっていた。

 

今日は娘、この時間帯に両手を広げてから

自分のお腹を叩くような動きをしだした。

 

その様子を見た私が、

アニマル浜口さんのあれに似てると思って

 

「気合だ!気合だ!気合だ!オイッ!オイッ!オイッ!」

 

とやったら、娘がハマってしまった。

娘がとても笑うので、私も盛り上がってきてしまい、

 

「京子、気合だ!オイッ!オイッ!」と、

アニマル浜口さんの娘さんの名前を叫んでしまっても関係なく、

うちの娘はさらにツボにハマってウケていた。

 

娘が笑いまくっていると、なぜこんなに嬉しい気持ちになるんだろう!

 

そんな事を思いながら、

私はアニマル浜口さんになりきり、どんどんヒートアップし、

 

「気合だ!気合だ!気合だ!オイッ!オイッ!オイッ!」を身振りを加えて連発しまくっていたら、息切れしだした。

 

私がハァハァしていると、

妻が寄ってきて、「スマホで撮るから」と言う。

こんなに息切れしてるのに?やれってこと?

と妻の目を見やると、

(やれ)と言っていたので

私は最後の力をふりしぼり、

 

「ハァハァ、気合だ!オイッ!オイッ!」

 

妻を見やる。妻の目が(まだアニマルやれ)と言う。

 

「ハァハァ、気合だ!気合だ!オイッ!オイッ!オイッ!」

少し多めにやる。妻の目を見る(まだアニマルやれ)。

 

くそー、このやろーと私は渾身の力で、

「ハァハァ、気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!オイッ!オイッ!オイッ!オイッー!」

 

妻のスマホから撮り終えた音が鳴った。

 

私はその場に崩れた。

戦いは終わった。

 

娘の笑顔の為なら父親はなんでもできるのだ。

なあ、娘よ、と見てみると、

 

娘、すでにうつ伏せになりペットボトルで遊んでいた。