パパが育児をすると、どんな効用がある?

娘が1歳になるまでにしたい事の中に、

育児に関する本を10冊読もう、というのが私にはあります。

 

その今回は5冊目です。

 

今回は「パパ1年生」という本を読みました

パパ1年生

この本は、これから出産を控えたパパになる人~出産後のパパに向けての本です。

漫画もあり、とてもわかりやすかったです。

実用的であり、ママへのコミュニケーション等も書かれております。

 

そんな本の中から、

「パパが育児をすると、どんな効用がある?」という部分を一緒に考えてみたいと思います。

 

パパが育児に参加する4つのよい影響

心理学や教育学のさまざまな研究のデータでも、パパの育児参加による好事例が報告されているそうです。

1、情緒的に優れている

母親の興味関心だけではなく、父親の興味関心の影響も受けるため、子どもの興味関心の幅が広がります。その結果、子どもはいろいろなものに興味をもち、さまざまなことを感じたり、受け止めたりして、喜怒哀楽の感情に幅が出るのです。

 

2、精神的に安定する

父親と母親という、異なる考え方をもつ複数の大人に日々接することで、ストレスにうまく対応できる人格が磨かれます。精神が安定している子どもは心が折れにくく、何かトラブルがあったときでも、対応方法を自分で探して実行する能力が身につきます。

 

3、社会適応力がある

父子の交流を通じて、子どもは母子の交流とは異なる人間関係にふれます。これによって、子どもは集団の中でのコミュニケーションを楽しむことができるようになります。学校や社会で、人との関わりが上手になり、また、その関わりを楽しめるようになります。

 

4、認知発達が優れている

認知発達とは、子どもが外の世界を認識、理解する能力を高めていく非常に大事な成長プロセスのことです。 子どもは日々、父親と母親のそれぞれ異なる考え方を受け止めるので、認知発達が進みます。さまざまな考え方を受け止め、それぞれの思いを察する能力は、子どもの学力向上にも直結します。つまり、勉強もできるようになるということです。

 

と言う事らしいのです。

 

片親だった私の個人的な感想です

個人的な事なのですが、私の両親は離婚をしております。

私のいとこも親が離婚しております。

 

子供たち計5人(私・弟・いとこ3人)は、父親からの育児というのは少な目です。(両親のいた家族と比べると)

もちろん、父親は一緒にあそんでくれたりもしました。

父親の育児が皆無だったわけではない、ということです。

 

では、計5人が現在どんな生活をしてるかと言うと幸せに暮らしています。

性格もさまざまだし、自分ではわかりませんが劣っているところも他人より多いかもしれません。

もちろん今まで大変な事もあったと思います。が、それを父親がいなかったせいにはしてませんし、そのように考えもしません。

 

むしろ私は、父親との思い出が少ない分、父親の良いところをビビットに憶えています。

そして、父親がいなくなったおかげで、母親に感謝できるようになりました。(おかげでというのもへんですが)

 

これはどうかわかりませんが、片親の子は、とて優しい子に育ちやすいのではないでしょうか。(自分で言うのもへんですが)

 

つまり、本に書かれていた、上記の4つのよい影響の実証は、子(私)にはわからなかった。ということです。

 

パパの育児ってなに?

じゃあ、パパの育児ってなんなんだろう。

 

本からの引用です。

パパの育児が子どもの発達によい効果がある大きな要因はずばり、 パパがママと違うこと です。

パパとママは別々の人間なので、性格も考え方も違うのが当たり前。その違う2人がともに育児に関わることで、子どもの環境はより豊かになります。

 

パパの育児は、家事の手伝い、子守り、というニュアンスが少なからず私にはありました。

ママを楽にしてあげる事とかね。

つまり、ママが育児している(パパは補佐)、というふうに思っていたのです。

 

だから、娘と接する時はママの真似をしていました。 

これ考えてみると気持ち悪いですね。ママの真似をするパパって。

しかし、本にもあるように、

パパの育児が子どもの発達によい効果がある大きな要因はずばり、 パパがママと違うこと。 

パパはママとは違う、というシンプルでありながら重要な事。

 

育児でまず最初に大事なのは、夫婦が強い信頼関係で結ばれていること

じゃあ、パパは今日から個性を出して、ママとは全然違う事をしていいのか、というとそうではない。

 

ただし、パパとママ双方に、「子どものことを大切に思っている」という共通認識があり、それをはっきり子どもに伝えていく という前提が必要です。 

そのためには、パパとママはお互いに手を取り合って、ともに子どもを愛し育んでいこうという共通の姿勢で、強い信頼関係によって結ばれていることが大事なのです。

 

私はこの部分で今まで思っていた事が少し変わりました。

 

育児でまず最初に大事なのは、夫婦が強い信頼関係で結ばれていることなんだなあ。

 

夫婦の信頼関係があった上で、父親の育児が子に良い影響を与えるんですね。

 

こう色々考えてみたら、パパって言葉はとてもオシャレだと思った。

パパって。ね。

自分の事を、父親とか親父っていうと存在感出てくるような気がする。

 

まだまだ俺も父親一年生の途中だ、頑張るぞ。

 

■今回わかった事

1、パパの育児に大切な事は、ママとの強い信頼関係

2、父親としての個性・存在感を持とう

3、自分の事をパパと言わず、なるべく「父親」「親父」と言おう(心の中でも)

 

今回読んだ本はこちらです。

パパ1年生

パパ1年生

  • 作者: 安藤哲也,ファザーリング・ジャパン
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2012/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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