昨日、娘初めてのハイハイレースに出場してきました。
ハイハイレース開催場所は、千葉県の成田ゆめ牧場さん。

娘、初めてのハイハイレースに
この日、ゆめ牧場さんのハイハイレースに出場するには条件がありました。
それは、
<牧場にちなんだコスプレをすること>
ちなみにこの企画、成田ゆめ牧場さんも初めての試みだったそうです。
ゆめ牧場さんのハイハイレースは、3着まで景品有りとの事ですが、それとは別にコスプレ賞もあるとの事。
コスプレ賞は後日ホームページで掲載されるとのことで、ハイハイレース当日にはだれがコスプレ賞になったのかはわかりません。
後日ゆめ牧場さんのホームページを要チェックですね!(私はチェックのするのを忘れてしまいました)
下はハイハイレースを見学しにいったときと、ハイハイレースのイメトレをしたときの記事です。
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ハイハイレースもコスプレも初めてです
ということで、コスプレすることがハイハイレースに出場できる条件ですから、コスプレどうしようか、と。コスチュームを考える。
牧場にちなんだコスプレとはどんな感じなのでしょう?
まず真っ先に思いつくのが<牛>。
これは絶対多いと思いました。
当日、牛の恰好してくる赤ちゃん多いであろう。ね。これは想像できます。真っ先に思いつくし、コスプレ賞をとるのは難しいと私は思った。
今回の、このコスプレ賞で選ばれるとしたらきっと、
- かなり目立つ
- もしくはひとり異様なオーラを放つ
- ママの手作り感
なのではないかと私は考えた。
そこで私は、2案考えました。
1案目、
牧場の方が選考するのだから、牧場で働いている人の恰好をするのはどうか。コスプレされたら嬉しいのではないか。親近感わくのではないか。
例えば、オーバーオールを着てチリトリを持っている、とか。藁を服につけたりとか。
妻に話してみたところ、
「ヤダ」
2秒で撃沈しました。ありがとうございました。
2案目、
馬。
うちの娘は、マキバオーと、作者つの丸に似ているので良いのでは、と。
妻に話してみたところ、
「ハ?」
一秒で撃沈しました。ご意見ありがとうございました。
妻の意見を聞いてみると…
そこで、逆に妻に聞いてみた。いったい、どんなイメージをしているのか。
「どんなのがいいんだい?」
妻は「うーん」と言って、やや黙ったまま空中を見ていた。
そして思いついた!という表情で
「牛かな!」と言った。
出た!
出た!
普通!
俺がこんなに、考えているのに、牛って!ひねりないし。私は、以前ならここで言い争いになっていた。
「普通すぎる」と私。
「普通のどこがいけない」と妻。
「いけないわけじゃないさ」
「何がいいたいの」
「あまりにも普通すぎるのでは」
「あまりにも普通の何が悪い」
…
…
以下同文ループ。
そして最終的に私は、責められ、言い負かされ、だんだんお腹が痛くなってきて、青い顔をしておトイレに逃げ込んでいた。
(世のパパにとっておトイレは安住の地だ!)
譲(ゆず)ること
が、今回の私はちょっと違う。私の目的はと言えば、
<ハイハイレースを体験すること>
そして
<家族の楽しい思い出を作る事>
なのだから、つの丸をゴリ押しして、走れコウタローが流れる中、険悪なムードになる事では、ない。
私はいまや、ユズルことができるのだった。氷の上は滑れないが、ユズルくんだ。
私は、妻に「牛もいいかモー」と言いました。
妻には無視されました。
メルカリで牛検索によって、服を探し、妻に商品画面を見せ、購入タップ。妻は商品画面を見て「可愛いすぎる!」を連発していた。
そして「絶対、娘に似合う!」と何度も頷いていた。
ゆずるだけでスムースだ。スムースすぎる。

後日、届いた牛の服を、娘に着させてみた。牛は牛でとても良いのだが、娘が男の子に見えた。
娘は、男の子に間違われる事が多いが、牛を着させると完全に男の子だった。牛になったというより、男の子になったような気がした。
勉強になった事
<牛の服は、男の子に見える>


<ハイハイレース当日の様子>と、<同日開催、UFOを呼ぼう!撮影会>の話へつづきます…
ゆめ牧場ハイハイレースの当日
当日お昼ごろ、現地入りした我々。
まずハイハイレースの受付をしました。受付を済ませると、ゆめ牧場スタッフさんに案内され、コスプレ用の写真を撮ることに。
娘、牛のコスプレに着替えて、家族3人の写真を撮っていただきました。
撮影も終わり、ハイハイレースまで待つ
撮影が終わると、レースまで時間がありましたので、ゆめ牧場内を散歩しました。



動物たちを見ながら、散歩していると、牧場らしくない案内看板がありました。
それがこちらです。

看板の下のほうには「 撮影写真がUFOと鑑定された方にオリジナル缶バッジ進呈(なくなり次第終了)」と記載されています。
この看板を見た私は、無性に参加したくなりました。
「よぉし、家族で参加するぞ!」と私は言った。
「ひとりで参加してきて」と妻。
(このUFO撮影会の様子と、召還呪文は後日お伝えします)
ハイハイレース開始時刻に
そうこうしていると、ハイハイレース開始時刻になりました。
ハイハイレースを行うにあたってのルールをゆめ牧場スタッフさんが説明してくれます。
そして、ついにレース出場者の名前が呼ばれます。私どもは第1レースだったので、すぐ呼ばれました。
このときの第1レースは、7名の参加でした。
スタート地点に娘と妻スタンバイ
ハイハイレースのスタート地点に娘と妻が行き、私はゴールで待つことになりました。

競争する距離は2メートル。
たかが2メートルなのに、遠く感じるなあ。

並んでみるとまさかと思ったが、娘の両サイド赤ちゃんも牛服だった。

<右から二人目の牛の服が娘です>
そしてついに、ハイハイレーススタート!
スタッフさんのマイクから、ヨーイ、
の合図が。
そして、
「スタート~」

ややあって娘は一歩出たかと思うと、

笑いだした。

そして、横向きでお座りをしだした。

いっこうにハイハイせず、残される牛3人組み。
ゴール地点では、私がおもちゃを振り回したり、名前を一生懸命呼んだりしているが、娘いっこうにハイハイする気配がない。
私の後ろから妻が、
「カメラを振りまわせ!」
「おもちゃを左右に振れ!」
「おもちゃを床に置け!」
と私が既にしていることを、再度指示しやがる。
それでも、娘に動きがないので、
しびれを切らして妻は、交代しろ、と背中と後頭部を叩くので、私と前後交代。
妻と前後交代して応援
すると、娘が少し動き出した。

<妻が手を伸ばして、娘を呼んでいる>
こういうの、悔しい。
妻だと動く。私だと動かない。妻だと動く。私だと動かない。

<娘がんばって前進している様子>

<ついにゴール間際まで来た!>
そのとき、カウントダウンするアナウンスが聞こえた。
5、
4、
3、
2、
1、
そこまで!
ハイハイレース終了!
ハイハイレースの制限時間は三分だったので、ここで終了となった。
娘、ゴールできず!

娘はゴール近くで妻に抱きかかえられた。
「よくがんばったねえ!」と妻。

くそ、それ、俺がやりたかった事だ。
娘を抱きしめ、
「よくやったジャンヌ・ダルクよ」と言いたかった。
基本的においしいところは、妻にもっていかれる。
隣のレーンで起こっていた事
しかし、隣のレーンのご家族の感動ぶりの方が、凄かった。
お隣のレーン、ゴールで待っていたのは、赤ちゃんの兄弟、お兄ちゃんたち2人。

ハイハイレース時間ぎれになると、お兄ちゃんのひとりが赤ちゃんを抱きかかえ、キス。

そしてもうひとりのお兄ちゃんに体重を預け、抱き合いながら赤ちゃんを含め三人の兄弟は、画面から消えてった。

素晴らしい家族愛!
これが、やりたかった!
ゆめ牧場スタッフさんに呼び止められ、順位を知った私
ひとり悔しがっていると、私の肩を叩く人が。
振り返ると、ゆめ牧場さんスタッフの方だった。
「3位です!」とスタッフさん。
「え?」と、私。
「おめでとうございます!」

<スタッフの方が紙を渡してくれた>
それを見ていた妻が喜んだ、喜んだ。
私を癒してくれた人
更に私に話しかけてくる人が。
隣のレーンの旦那さんだった。
「これ落としてましたよ」
と私のメガネを渡してくれた。

<隣のレーンだった優しい旦那さん>
レース中、カメラ撮影もしていたので、私は胸ポケットにメガネをいれていたのだった。
妻があまりにも応援の指示を出してきやがるので、私の動きがしっちゃかめっちゃかになり、メガネが飛び出てしまったのだ。
どれほど私が動いていたか。
知っているのはこの旦那さんだけだ。
拾ってくださった隣の旦那さん、笑顔の素敵な旦那さん、私はあなたの笑顔に大変癒されました。この場をかりて感謝申し上げます。
そして次の第2レースが始まるので、我々は場を譲った。
ハイハイレースの景品(賞品)
妻が賞品は何かと聞くので、見てみると「牛乳小瓶2本」だった。

<第3位 親子で牛乳小瓶2本>
会場をあとにし、賞が書かれた紙と、牛乳を交換してもらった。私達はひといき休めるベンチに腰掛け、娘のおかげである、牛乳をいただいた。
この日は曇り空だったが、妻の表情は晴れやかだった。
「ありがとうね」と妻は言った。
私に言ったのかと思って妻の顔を見たら、娘にだった。

(牛乳瓶の後片付けは私がやらされた)
ゆめ牧場ハイハイレースに参加してわかった事
1、ハイハイレースは、家族の良い思い出になる。
2、おいしいところは、ぜんぶ妻がもっていく。
…さらに、UFOを呼ぼう撮影会の様子は、後日に続きます。